カテゴリー「ビジネス・経済」の14件の記事

2007年4月12日 (木)

第41回 「プロフェッショナル原論」波頭 亮

子供のころ、ブラックジャックに憧れた人も多いはず。組織に縛られず、他人をアテにしない、アウトローとしての生き様がかっこよかった。心の奥底に、実は凄い正義感を持っているところにもキュンときたもの。

で、この本「プロフェッショナル原論」によると、プロフェッショナルとは弁護士、医師、コンサルタントなどを指すそうです。そして、プロフェッショナルの分かりやすいモデルは、ゴルゴ13とブラックジャックだそうです。決して営利目的でなく、自分の倫理観に基づいて仕事を請け負い、一度請け負った仕事は必ず完遂する。そして、組織に媚びない。

たしかに、世の中の医者がみんな、ブラックジャックばりの技術と理念を持っていてくれたらいいですね。でも、医者や弁護士は見栄っ張りが多いから、ついつい社会的ステータスやお金を求めて横道にそれていってしまうのではないでしょうか。

プロフェッショナル原論

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2007年4月10日 (火)

第39回 「『頭がいい人』のメンタルはなぜ強いのか」保坂 隆

軟弱者である僕の人生は、メンタルの弱さを痛感する日々でした。今でも、仕事が立て込めば逃げ出したくなり、ミスをすればその責任を受け止めきれず、他人のせいにします。

メンタルが弱いっていう以前に、駄目なやつなんですね。

そんなことはさておき、「なぜ頭がいい人はメンタルが強いのか」っていう話ですよね。この本によると、それはストレスをためすぎないようにするバランス感覚が優れているからだそうです。単純明快。実に分かりやすい!ってか、そんな当たり前のこと知ってるつーの。

本書は、頑張りすぎてストレスをためるすぎる人の性格的特徴や、そうした人が健康を崩した事例などをまず紹介。それで、肝心のストレスとバランスよくつきあう方法については、“がんばりすぎない”ことが大切って言ってます。具体的な方法として、

・たまにはダラダラする

・仕事を家に持ち帰らない

・携帯の電源をOFFにする時間をつくる

なんか、あまり役に立たないっていうか、この程度のアドバイスなら誰でもできるんじゃないですか。しかも、「ときには頑張りすぎることも確かに必要」みたいなことを言い出すし、読み進めるうちにどうでもよくなってきます。

すみません、ちょっと感情的になっているようです。昨日、今日と大学教授の歯切れの悪い文章を読んだせいで、ちょっとイライラしてしまいました。なんか“俺はこう思う!”っていう強烈な主張がないから読んでいて眠たくなります、学者の本は。

「頭がいい人」のメンタルはなぜ強いのか

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2007年4月 4日 (水)

第33回 「すぐに稼げる文章術」日垣 隆

なかなかブログのアクセス数が増やせない僕。

その理由が見つかるんじゃないかと、人気有料メルマガを発行者であるフリーライターが書いた本を読んでみました。けなげな僕。

さて、内容はと言うと、「いかに稼ぐか」よりも、「いい文章とは」について主に書かれています。むか~しから、存在する文章読本と、たいしてメインの内容はかわらないわけです。

でも、三島由紀夫や谷崎潤一郎のような大文豪がお書きになった文章読本にくらべれば、すぐに自分の文章に生かせることが結構あります。「が」を使わない。「で」を使わない。などは、わりと手軽に実践できる文章鍛錬法。

書く材料についてメモをとることを非常に大切だそうです。明日からは、僕も本を読みならメモをとります。

すぐに稼げる文章術

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2007年4月 2日 (月)

第31回 「少数精鋭の組織論」斉須政雄

前回のネオニートの本を読んで、なんか手軽にちゃちゃっと収入を得られたらいいな、なんて思った浮ついた自分が情けない!この痴れ者が!!

いやあ、斉須さんの美学にはおそれいります。仕事を通して一流の人格を手に入れていらっしゃる。「少数精鋭の組織論」というタイトルから、ベンチャー企業の素晴らしさでも書いてあるのかと思ってましたけど、とんでもない!

愚直なほどに日々の細かい努力を怠らないことと、誠実に生きることが、いかに大切かわかりました。ちなみに、斉須さんはフランス料理レストランのシェフです。

少数精鋭の組織論

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2007年3月31日 (土)

第29回 「伝わる・揺さぶる!文章を書く」山田ズーニー

なにが言いたいのか、よく分からないことをうだうだと語る人がいる。

その一方、数少ない言葉で相手の心をわしづかみにする人がいる。

両者の違いはなんなのか。この本は、その辺のことがよく分かります。山田ズーニーは、小論文の第一人者だから文章からの視点で語っていますが、内容は文章だけではなく、コミュニケーション全てに当てはまるノウハウが満載です。

もっとも“なるほど”と思わされたのは「根本思想はごまかせない」と言葉。納得させたい、感心してもらいと思うあまり、自分を偽ったかっこいい文章や言葉をなげかけても、相手の心は動かせないということなんです。たしかにそうですね。みなさんも思い当たるふしはないでしょうか。恋人の機嫌をとろうと心にもないことを言ってみたものの、まったく相手にされなかったりとか。

伝わる・揺さぶる!文章を書く

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2007年3月28日 (水)

第27回 「eメールの達人になる」村上 龍

さすがだなぁって思いました。村上龍はメールにも強いこだわりを持っていて、哲学が感じられます。ほんのちょっとした表現の差で、相手に与える印象が違ってきてしまうことがよく理解できました。「実例篇」には、宮本輝が村上龍に出したメールも掲載されいて、これも本当に素晴らしい。こんなメールをもらったら、うれしくて、楽しくて、気分が明るくなります。メールって冷たいコミュニケーションのように感じられるけど、つきつめれば、効率的でありながら人の心もがっちり掴める、素敵なツールなんですね。

eメールの達人になる

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2007年3月26日 (月)

第25回 「ストレス知らずの対話術」齋藤孝

齋藤孝が大好きな3色ボールペンを使って、コミュニケーション能力を高める方法を解説した指南書です。その手法は、基本的には簡単。会議や打ち合わせのときにB4の紙を広げ、赤・青・緑を使ってキーワードを書いていくだけです。それらのキーワードを、その場、もしくは後でこねくりまわすとイイコトアルヨ~と齋藤孝は言うわけです。でも、ビジネスシーンにおいて、例えばクライアントとの打ち合わせの席でB4の紙を広げてしゃぁしゃぁと3色ボールペンでキーワードを書いていく度胸がありますかね。そんな強いハートを持っている人なら、他人との会話にストレスを感じて悩んだりしないと思うのですが。それとも、勇気を持ってB4紙を広げることが、対話恐怖症を克服する第一歩ということなのでしょうか。

ストレス知らずの対話術

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2007年3月25日 (日)

第24回 「企画の教科書」おちまさと

企画の生み出し方から企画会議の乗り切り方まで、分かりやすく解説されています。実際にその手法を用いて、おちまさとがどんな番組をつくったかも例としてあげられているので説得力があります。おちまさとは放送作家なので、どうしてもその手法はテレビ番組の企画を練るのに向いたものになっています。ですから、僕らは彼の手法をもとに自分なりのアレンジを加えて、企画立案法を確立するのがいいのではないでしょうか。なにはともあれ、大変勉強になる本でした。

企画の教科書 おちまさとプロデュース

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2007年3月23日 (金)

第22回 「すべてはネーミング」岩永嘉弘

著名コピーライターがネーミングの重要性と手法を語っています。たしかにネーミングって大切だと思います。商品のネーミングは言わずもがなですが、ビジネスマンでも自分のかかえるプロジェクトに面白いネーミングをつければ、その仕事関わる人たちの意識もポジティブなものになっていくのではないでしょうか。サイバーエージェントの藤田さんのブログを読んでいても、彼らは企画会議なんかに洒落たネーミングをしていますよね。アシタ会議とか。ネーミングの能力を力をつければ、日々がもっと楽しくなるような気がします。嫌いな上司に、ものすごく面白いあだ名をつけたりして。

すべてはネーミング

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2007年3月21日 (水)

第19回 「プロフェッショナルアイディア。」小沢正光

博報堂のクリエイティブディレクターを長年務める著者が、アイディアを出すノウハウを伝授しています。「3回3ラウンド」と呼ぶその手法は、プロの気迫を感じるものです。ビックリしてしまうようなアイディア捻出法が書かれているわけではなく、いかにシビアに粘り強くやることがアイディアを生むミソであるかがわかります。やっぱり、ラクしてビッグアイディアは生まれるわけがないんですね。精進あるのみです。

プロフェッショナルアイディア。欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法。

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2007年3月 4日 (日)

第13回 「企画書は1行」野地秩嘉

良い企画書は、1行ですべてを伝える。たしかに優れた企画者たちの企画には、キラリと光る一行がつきもののようだ。でも、この本を読んで自分の仕事にいかせるかというと「?」となってしまう人も多いのではないかと思います。本のなかで紹介されている小山薫堂氏や岡康道氏なんかは、職業柄、クライアント相手に威力抜群の1行をお見舞いするのが効果的なんだろうけど、固いお仕事をやられている人が企画書を書く場合にはどうなんだろ?と疑問が残ります。

企画書は1行

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2007年2月22日 (木)

第9回 「一流の男、二流の男」里中李生

一流の男、二流の男

この手の本が、たまに読みたくなります。読後、影響を受けて日々の行いを改めるなんてことはないのだけど、“俺もいっちょ頑張るか”という気力は沸いてきます。まあ、精神的に疲れているときに読む、心の栄養剤といったところでしょうか。

 で、内容はというと、一流の男になるためにはどういった行動をとり、どんな気持ちで生きるべきかを説いています。サディストでなければ、一流になれないそうです。

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2007年2月19日 (月)

第7回 「人脈の教科書~図解フジマキ流シビれる人生をつくる」藤巻幸夫

人脈の教科書~図解フジマキ流シビれる人生をつくる~

カリスマバイヤーとして知られる藤巻さんが、人脈づくりのノウハウを伝授。でも、ノウハウといっても、「なにをしたほうがいい」という具体的な方法論をたくさん述べているわけではありません。

 むしろ、「フットワークを軽くして人気のお店や人の集まる場所に行くようにする」とか、人と接するときにどのような態度で接するべきかなど、人脈を作るための“心持ち”を説いています。

 まあ、いい人脈を作るための特効薬的な方法など存在しないということですね。そりゃ、そうです。

 でも、この藤巻さんの本を読んで人脈うんぬんというか、いい仕事をするための日々の過ごし方や人との接し方のヒントを得た気がします。日々精進!!

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2007年2月15日 (木)

第4回 「女子大生会計士の事件簿 DX.1ベンチャーの王子様」山田真哉

女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」などの著者であり、井重里事務所のCFO(最高財務責任者)も務める公認会計士の山田真哉さんが会計学の入門書として書いた本です。軽いタッチの小説仕立てになっていて、とっても読みやすいのが魅力。という噂を聞いていたので、購入してみました。

 感想はというと、うん、確かに分かりやすい。けど、一冊読んでも知識をそれほど得られません。独立に向けて本格的に学ぼうとしている人なんかには物足りないはず。

 だから、僕みたいに完全なる“お楽しみ”としてや、本格的に勉強する前の軽いウォーミングアップ程度に読むのが良いのではないかと思われます。

 なんだかんだと言いましたが、公認会計士くらいしか知りえないお金の仕組みを世の中に広めようという、山田さんのアイデアと試みはグッドだと思います。

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