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2007年6月の16件の記事

2007年6月29日 (金)

96冊目「インターネット的」糸井重里

イトイさん、すごいっす。

「にゃるほど~」が超満載です。

テストの正解は、生徒にとっては新鮮な発見なのかもしれませんが、先生のところには「すでにある」ものなのです。仮に先生と生徒とふたりがいて、そのどちらかが答えを知っているのだとしたら、もうそれ以上答えを探さなくてもいいということも言えませんか?

少なくとも、会社の会議ではそういうふうにやっていると思います。誰でも同じ答えを探せるようになるという目的のためにずいぶんたくさん勉強してきたものだと、勉強の苦手な僕なんかは思ったりします。

どうです?妙に納得してしまいませんか。

インターネット的

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2007年6月28日 (木)

95冊目「ウェブ仮想社会『セカンドライフ』」浅枝大志

「セカンドライフ」の未来は凄いことになるぞ!って言いまくっている本です。

僕が思うに、「セカンドライフ」は浅枝さんのように大きな市場にはならないと思いますね。なぜなら、ネット上で商売してもそんなに面白くないから。

「物を売る」「企画を売る」っていう行為は、やっぱり自分の目の前で喜んでくれる人がいるから面白いって要素も確実にあるはずです。べつにお金だけが目的じゃない。お金さえ儲かればいいっていう人もいるだろうけど、それは少数なんじゃないでしょうか。

まあ、みんなが趣味や副業として利用する程度にしか「セカンドライフ」は発展しないと思います。

つーか、みんなが「セカンドライフ」にばっかり夢中になっている社会って、すごい嫌です。

ウェブ仮想社会「セカンドライフ」 ネットビジネスの新大陸

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94冊目「勝者の思考法」二宮清純

スポーツジャーナリストの二宮清純が、スポーツ選手のメンタル面を分析していきます。

まあ、本の内容はともかくとして、稲尾ってすんごいピッチャーだったんですね。日本シリーズで7連投、しかも5回の先発っておかしくないですか。その年は、ペナントレースの半分の試合に登板していたっていうし。

昔は、こんな投手が結構いたものなんでしょうか?タフすぎじゃないですか、いくらなんでも。

勝者の思考法

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2007年6月19日 (火)

93冊目「“全身漫画”家」江川達也

僕らが中学生だった頃。男子という男子は「東京大学物語」を、それは熱心に熟読したものです。

で、その「東京大学物語」をはじめ、「タルるーと君」などのヒット作を持つ江川達也の自叙伝とも言えるこの本。大半が自作の解説にあてていて、江川漫画のファンでない方にはそのあたりは退屈に感じるはずです。(僕もそのひとりです)

だけど、エゴが強そうな江川達也が「いかにしたらヒットをだせるか」をかなり戦略的に考えていたことが書かれていて驚かされました。まずは「自分のやりたいこと」よりも、その業界で「実力者」になることが、やっぱり大切なんですね。やりたいことをやるのは、その後です。

江川達也って本宮ひろしの弟子だったんですね。でもって「湘南純愛組」「GTO]の藤沢とおるは江川達也の弟子なんだそうです。へぇ~。

“全身漫画”家

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92冊目「異人伝」中島らも

中島らもの、死の直前に書かれたエッセイ集。

死んだ、といっても52歳だったわけで、普通ならまだまだ生きられる年齢。にもかかわらず、この自らの人生を語ったエッセイには死の香が漂っているような気がしますね。すでに現世での欲望を捨て、静かに命を終わりを待っているような、そんな感じがするんです。

異人伝―中島らものやり口

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2007年6月17日 (日)

91冊目「言葉と声の磨き方」白石譲二

人から好かれ、仕事にも好影響を及ぼす声を、トレーニングで手に入れられるそうです。あくまでも、この本を読んだだけではなく、トレーニングをすればですけど。

僕も、トレーニングを始めようかなと思っています。

ただ、いい声を手に入れることのメリットとして、「人に好かれる」「仕事がうまくいくようになる」などに加えて、「異性にモテるようになる」と書かれていたんですが、これはどうなんですかね。声が変だからモテない人はいるだろうけど、声がいいからってモテしないのでは?

言葉と声の磨き方

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90冊目「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎

成功率が低く、ワリに合わない銀行強盗を、“ロマンのため”にするギャング達。彼らは、明るい性格で思いやりがあり、どこにでもいそうな感じ。そんな気のいい奴らが銀行強盗をするというギャップがいい。

やりおるの、伊坂幸太郎。

陽気なギャングが地球を回す

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89冊目「千年、働いてきました」野村 進

日本の老舗企業がいかに素晴らしいかを述べた本。

なんか、こう、ジミ~な話をえんえんと聞かされている気になります。たしかに、どの起業も素晴らしいんだけど、いまいちドラマ性に欠けるっていうか、派手さがない。

「欲張らず、自分の本業だけをひたむきに頑張るだけ」なんてことを、紹介されている企業の多くが言っています。そりゃ、そうなんでしょうけどね。

千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン

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88冊目「お金持ちになれる人」キュウ永漢

“お金の神様”こと、キュウ永漢。どんな人が「お金持ちになれる人」なのかについて、神様が語っているのなら、読まないわけにはいきませんよね。

なのになんですかね、この不毛な内容は。「お金持ちになれる人」ではなくて「お金持ちになれた人」について書いているだけじゃないですか。しかも、「お金持ちになれた人」ってのは、高度成長期にキュウ永漢のアドバイスを聞き入れて不動産に投資をした人だそうです。だからなんだというのでしょうか?過去のことを聞いたってどうしようもないです。

お金持ちになれる人

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2007年6月10日 (日)

87冊目「チルドレン」伊坂幸太郎

伊坂幸太郎の「チルドレン」が文庫化されました。

5つの短編集なんだけれども、登場人物がリンクしているのが面白い。陣内という男は、どの短編にも姿を現します。

伊坂幸太郎の小説は、ある作品では主人公だった人物が別の作品ではチョイ役で出てきたりします。これってとても上手い仕掛けですよね。作品が全部リンクしているから、全作品を読んでみたくなってしまうんです。

チルドレン

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86冊目「ほぼ日刊イトイ新聞の本」糸井重里

糸井重里が、どのような状況で何を思い「ほぼ日」を始めたのかが、詳細に書かれた本です。「ネット上に銀座通りを作る」というビジョンをもとに、強烈なパッションで「ほぼ日」が作られたことが伝わってきます。

「ほぼ日」はなにもモデルがないとこから、糸井重里たちが試行錯誤の末に今の形に仕立て上げたものですよね。これって、ほんとうに凄いことだと思いませんか?

しかし、毎日百万以上のアクセスがあるっていうんだから、とんだ化け物サイトです。僕のウジ虫ブログとは大違い。

ほぼ日刊イトイ新聞の本

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2007年6月 7日 (木)

85冊目「思い出トランプ」向田邦子

学生時代に読んで深く感動したので、今回もう一度読み返してみました。

前回ほど心に突き刺さる感じはありませんでしたが、やはり向田邦子は、「どこにでもありそうな出来事」というか「どこかでこういう出来事が起きてないと不自然」ともいえるジミ~な物語を通して、人間の奥底にある感情を掬いだすのがうまい。もう、天才的ですね。

思い出トランプ

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2007年6月 6日 (水)

84冊目「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎

いやはや、伊坂幸太郎の小説はやっぱり引き込まれますね。しかも、読後の余韻も強い。

この「アヒルと鴨のコインロッカー」の“現在の主人公・椎名”は、村上春樹の“僕”なみにこれといった主体的な行動は起こさず、ひたすら物語のカメラの役割を果たしていますが、この超平凡な男の視線を通すから登場人物のキャラが立つのでしょうね。

巻末の解説に書かれている伊坂幸太郎の「地上から何センチか浮いているような物語を書ければいいんです」ってイイ言葉ですね。

アヒルと鴨のコインロッカー

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2007年6月 4日 (月)

83冊目「国家の品格」藤原正彦

大ベストセラーを、いまさらながらに読んでみました。

ここ数年、日本国民のナショナリズムが高まっていると言われいて、その時勢にピッタシはまった本だったのではないでしょうか。でも、ナショナリズムの高まりも、ナショナリストの安部首相の不人気により、陰りを見せそうですね。

まあ、それは置いておいて、僕は“和大好き人間”です。畳とか、竹でできたものとかが大好き。なんか身近にあると、とっても落ち着くんですよね。

国家の品格

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2007年6月 3日 (日)

82冊目「夜のオンナ」はいくら稼ぐのか?

風俗で働く女性たちの収入をレポートしています。これといって、意外な事実はなく、「まあ、これくらい稼いでると思ってた」という内容ばかり。

あんまり面白くないです、この本。

「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?

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2007年6月 1日 (金)

81冊目「食い逃げされてもバイトは雇うな」山田真哉

さすが山田真哉。数学オンチな我々に、分かりやすすぎる数字のからくりをこれでもかと説いています。言われてみると「そりゃ、そうだな」と思えることが多いのだけれども、認識してなかったことが大半。なるほどね、と思っていまいます。

でも、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」の方が面白かったというか、インパクトはありましたね。切り口はどっちの本も似ているから、二冊目はやっぱり印象が薄くなってしまいます。

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉

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