第58回 「ウケる技術」
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まったくもって信じたくないタイトルの本ですが、どうしても気になって読んじゃいました。
まあ、確かに外見って重要ですよ。容姿の違いによって、同じ台詞を口にしたとしても、受け手の印象はまったく違ってきますからね。「俺について来い!」ってキムタクと出川哲郎が言ったときのことをイメージしてみると、すんなりこの事実を理解できるかと思います。出川では、ギャグにすらとられてしまうかもしれません。
あと、うりざね顔の人って仕事とかでは損しがちだと思います。なんか真面目なこと言っても、のほほんとした感じになってしまう。でも、逆に言えば、周囲の人に癒しを与え、和やかな雰囲気をつくれるってことでもあります。
なにはともあれ、自分の容姿を素直に受け入れ、それを最大限に生かす方法を考えるしかないですね。
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PR活動っていうと、企業内の広報部なんかがメディアに向けてリリースを流しているくらいのイメージしか僕にはありませんでした。でも、以前に「戦争広告代理店」読んでPRに対する意識ががらっとかわったんです。ひとつのPR会社が世界を動かしたってのにたまげたわけです。
で、PR後進国の日本でPR会社を経営している矢島さんが書いたこの本が気になりました。矢島さんの会社はプリップジャパンといって、小泉総理大臣が郵政解散をして、自民党が選挙で圧勝した際にもPRを担当していたことでちょっと話題になりました。
読んでみて思うんですけど、PRを真剣にやっているアメリカとか欧米に、日本が国際政治で遅れをとってしまうのは当然です。政治家個人の力量がどうってことよりも、PR活動とかに意識を向けていかない、その意識に問題があります。
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以前に取り上げた「情報の目利きになる!」の日垣さんと同じく、超人的な執筆活動をする福田さんの著書です。
同じように桁外れな仕事量をこなす二人ですが、超頑張り屋な感じがする日垣さんと違って、福田さんはgoing my wayです。基本的には8時間、少なくとも6時間睡眠をとるというのですから、意外。
読書しながらメモをとるべきという日垣さんに対し、福田さんは「読むことと、書くことは、どうしても生理的なシステムが違うので、読むことを中断して書いていると、集中力が途絶えてしまう」と言い、気になるところページを折っておいて、あとでメモする方法を薦めています。
しかも、メモ帳はポケット入るサイズのひとつだけを持ち歩き、そこになんでも書いてしまうのだそうです。スケジュール帳などは持ち歩かないのだとか。福田さん、根はめんどくさがりのようです。でも、僕は福田さんの方法のが性に合っている気がします。
スパの連載を読んで、なんかえらそうにしているなと思って、ちょっと福田さんのことが嫌いだったのですが、この本を読んで見直しました。かなりオススメです!
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楽な方へ、楽な方へ流れてしまうのが凡人の因果です。ついついタイトルに惹かれてこの本を買ってしまいました。
まあ、結局この本は“ラクする”というよりは“無駄な努力をしない”ための方法が書かれています。それでもありがたいですけどね、余分な努力はコンマ1ミリもしたくないですから。
・ある程度調べたら書き出す
・なにをいつまでに達成しようとしているのかを、具体的にはっきりとさせる
・ある章や筋がうまく書けなかったら、そこに拘泥しないでラクに書ける箇所から書き始める
というようなアドバイスが書かれているのですが、見ての通り、これは論文だとか本を書くための方法論。仕事といってもいろいろあるわけで、あまり文章を書かない人には役に立ちませんね。
あと、ちょっと気になったのが、「ギャグなどで笑わせるのは簡単だ」みたいなことを言って、その手法も紹介していますが、この本全体を通して「クスッ」っと笑える箇所はひとつもなかったです。
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なんか、自分の知識をひけらかしてるだけって感じの本は、つまんないし、ちょっとイラツキますよね。
この本が、ずばりそんな本なんですよ。著者が名言と思う言葉を最初にあげ、あとはダラダラと解説します。その内容は、ほとんどがその映画のストーリーとか歴史的背景についてで、あとは英語に使用法についてがちょっとある。自分の映画と英語についての知識を読者に提示しているだけにすぎません。
しかも、取り上げられている名言が、あまりぐっとこない。パンチ力のない言葉ばかりです。
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テレビ番組の“やらせ”が次々と明るみになっていますが、ひどいもんですねえ。「テレビの情報を鵜呑みにしてしまう方も悪い」なんて言う人もいますが、実験の模様まで見せられて「疑う姿勢」を持てっていうのは、やっぱり難しいですよね。とくに、一般的な日本人は皆、善良な人だから信じてしまいますよね。
で、この本の話ですが、日垣さんは、さまざまな情報や常識をまず疑ってかかります。そして、入念に調べ、その結果を通して自分の主張を形成しています。たとえば、少年犯罪の場合、加害者は匿名で報道するというのが当たり前になっていますが、日垣さんは少年加害者を実名で書きます。
少年の加害者については実名や写真を掲載しないとした少年法は、それはつくられた当時多発した欠食児童の「おにぎり泥棒」を対象としているそうです。「おにぎり泥棒」たちは、なんと実名報道されていたのです。
それで、「それはあんまりだ」ということで、匿名で報道するように法律をつくったわけです。そんな軽い犯罪で一生を棒に振ってしまったら、かわいそうですもんね。
日垣さんは、そこまで調べ上げた上で、「おにぎり泥棒」と「凶悪犯罪者」を混同するのはおかしいと主張するわけです。
「人を故意に殺すような少年であれば、その結果に対する責任を自覚させないと更正もできないと思います。殺人などの社会的意味を考えるためには、その凶悪犯罪の内実を閉じ込めるのではなく、広く報道されることを通じて、少年といえどもその現実と向き合う必要があるでしょう。」
という考えかたには、かなり納得させられました。
やっぱり、メディアの情報や常識だけを頼りにするのではなく、自分でいろいろ調べ、自分の主張をつくっていくことは大切ですね。最近の選挙を見ていても、メディアに好印象を持つような報道をされた人&政党が勝っていますもんね。国民が選んだというより、メディアが選んだといっても過言ではないくらいです。
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僕らが高校生の頃、「キレイめ」なるファッションが大流行しました。私服なのに、スーツを着たりするやつです。今思えば、高校生が休日にスーツ着てるなんて、どう考えてもおかしい。
でも、当時は、それが流行っていることになっていたから、「そのファッションはおかしい!」と言う人はほとんどいなかった。大人たちは言っていたかもしれないけれど、高校生ではごくごく少数の人しか違和感を覚えなかった。
ビートたけしは、この本で、「今、当たり前」とされている価値観にいちゃんもんをつけまくっています。「憲法は変えるべきだ」「冷戦はよかった」「スローフードっておかしい」とか、まあいろいろ言っているんだけど、ビートたけしの主張は、この際どうでもいい。
ただ、世の中に流されず、自分の頭でしっかり考えているという点で、やっぱりビートたけしは凄いんだなって思います。そうやって考えることが、芸人や映画監督としての成功につながっているのではないでしょうか。
僕は、気分がもやもやして、なんかすっきりしないときにビートたけしの本を読みます。読後に“俺もやってやるぜ!”っていうバイタリティが沸いてくるんです。
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「ぐっとくる題名」という題名がイマイチぐっときませんが、タイトルについては興味があるので読んでみました。本を買うときって、タイトルだけで選ぶことが多いですし。ちなみに、ブルボン小林さんは「猛スピードで母は」の長嶋有さんと同一人物です。
結論から言うと、この本を読んでも「ぐっとくる題名」を自分で考えられるようにはならないでしょう。過去の小説や楽曲の名タイトルについて、“なぜそれが名作なのか”を解説をしていますが、これはあくまでも後付けの理論というか、その理論を用いれば名タイトルを考え付くというような類のものではありません。
まあ、そもそも、名タイトルをつけた人たちも、ブルボン小林さんが言うような理論で考え出したわけではないと思います。なんとなく思いついたというのが本当のところでしょう。
本書で紹介されいる題名のなかで、特にいいなあと思ったのは以下のもの。
「脳手術の失敗」(バッジーの曲名)
「これからはあるくのだ」(角田光代のエッセイ集の題名)
「幸せではないが、もういい」(ペーター・ハントケの小説の題名)
「世界音痴」「にょっ記」(穂村弘のエッセイの題名)
一昨日の清宮さんじゃないですけど、なんにでも素敵な題名やキャッチフレーズ的なものは大切ですよね。ビジネスマンの仕事だって、皆のモチベーションをあげられるようなプロジェクト名を考える必要がありますよね。
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もうね、なにがなんだか分からないですよ。最近セカンドライフっていうのが話題になっていますよね。ネット上にもうひとりの自分を登場させて、そこで生活を送れる。扱われているお金は、現実のお金と交換できるから、セカンドライフ上でビジネスを営んで、結構な収入を得ている人もいるとか。
「情報の文明学」は、物やエネルギーじゃなくて、実体の掴みにくい情報が産業の中心になっていくだろう、と1963年の時点で予測した「情報産業論」などいくつかの論文をまとめた本です。これらの論文に書かれている未来予想図は見事なまでに的中しています。
ここでいう情報とは、テレビや新聞、書籍はもちろんのこと、たとえば車や家具などのデザインも含まれています。機能重視ではなく、デザイン重視で物を購入した場合、それは物に付随する情報にお金を出したということになるらしいです。
梅棹さんは、そうした情報産業がメインとなる時代を肯定的に捉えていますが、その先に登場するネット社会についてはこの本には何も書かれていません。ネットはまさに実体のない情報ばかりが行きかう場であるけれども、セカンドライフも含め、ちょっと行き過ぎの感じがして、まだ僕は全面的には受け入れらません。
なんか古臭いことを言うようですけど、ネット上で生活を営んだり、恋をしたりするのは“なんかちがくね”と感じませんか?恋だって、ビジネスだって、なにかをすることで目の前の相手が喜んでくれるのがうれしいんです。パソコン上の画面で“ありがとう”とか言われてもね。
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学生の頃、ユニクロを経営するファーストリテイリングの新卒採用者向けの会社説明会に参加したことがあります。そこで会社側が強調していたことは、良い会社&伸びる会社には分かりやすく、従業員のモチベーションをあげるスローガンがある、ということでした。
例として挙げられていたのが、ディズニーランドの「子供が転んで地面を舐めても大丈夫なくらいキレイなテーマパークであれ」でした。そして、ユニクロには「世界中の人に安価で良質のカジュアルウェアを提供する」というスローガンがあるそうです。
で、この本の著者である元早稲田大学ラグビー部監督の清宮さんも同じことを言っています。強い組織であるためには、スローガンが必要だと。全員がひとつの方向を目指せるものを設定する必要があると。
そして、清宮さんが早稲田ラグビー部のスローガンに採用したのが「アルティメット・クラッシュ」。相手を徹底的に叩きつぶし、早稲田が通った後にはぺんぺん草も生えないほどの「完全なる勝利」を目指す、という意味が込められているそうです。ちょっと恐いくらいの気迫がこもっていますね。
この言葉を考えたのは、イラクで亡くなった外交官の奥克彦さんだそうです。早稲田ラグビー部のOBで、イギリスに駐在していた頃に清宮さんに請われてつくったらしい。
低迷していた早稲田ラグビー部を13年ぶりの日本一に導いた監督のことだけあって、このスローガン必要説以外にも、強い組織をつくるための持論がたくさん述べられています。しかも、全て実体験を例に出して解説してるから説得力があります。
ちなみに清宮さんは、リクルートのリーダー研修では落第点をつけられたとか。だけど、まったく気にもとめず、中間管理職対象の研修で生み出そうとしている「歯車としてのリーダー」では、組織を引っ張っていくことはできないと斬り捨てます。周りを巻き込む、もっと強いリーダーシップが必要だと。かっこいい!
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子供のころ、ブラックジャックに憧れた人も多いはず。組織に縛られず、他人をアテにしない、アウトローとしての生き様がかっこよかった。心の奥底に、実は凄い正義感を持っているところにもキュンときたもの。
で、この本「プロフェッショナル原論」によると、プロフェッショナルとは弁護士、医師、コンサルタントなどを指すそうです。そして、プロフェッショナルの分かりやすいモデルは、ゴルゴ13とブラックジャックだそうです。決して営利目的でなく、自分の倫理観に基づいて仕事を請け負い、一度請け負った仕事は必ず完遂する。そして、組織に媚びない。
たしかに、世の中の医者がみんな、ブラックジャックばりの技術と理念を持っていてくれたらいいですね。でも、医者や弁護士は見栄っ張りが多いから、ついつい社会的ステータスやお金を求めて横道にそれていってしまうのではないでしょうか。
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42歳で146kmっていったら、そりゃすごいことですよ。
高校生や20代の野球選手だって、まず投げられないスピードです。松坂が150km代を出したり、助っ人の外国人選手が160km出したなんて話を、しょっちゅう耳にしてるから感覚が麻痺しがちですが、ほんとはとんでもない剛速球。僕なんか、バッティングセンターの80kmでも腰が引けちゃうくらいですから。
なぜ42歳にもなった工藤が、そんな速球を投げられるのか。その秘密は食生活にあると、この本では解説しています。
工藤の奥さんは調理師の免許も持っていて、とにかく凄いんです。砂糖だけで5種類も常備していたり、工藤が自主トレ中の宮崎まで、東京から毎日飛行機でお弁当を届けたり、やることが突き抜けてるんです。工藤がオフの日には、パチンコ屋までお弁当を届けにいったりもするんだとか。
一流の人間は、並々ならぬ情熱の産物なんだなっていうことを痛感しました。
ただ、工藤のコメントとか、トレーニング方法なんかも紹介してほしかったです。書かれているのが、夫人の献身的な努力ばかりなので。
以前、テレビで工藤のトレーナーが、
「工藤は筋肉やバネなどはプロ野球選手として並程度。でも、もてる能力を100%発揮する力は天才的」
というようなことを言っていました。この辺のことも書かれてあったらよかったのにと思います。
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軟弱者である僕の人生は、メンタルの弱さを痛感する日々でした。今でも、仕事が立て込めば逃げ出したくなり、ミスをすればその責任を受け止めきれず、他人のせいにします。
メンタルが弱いっていう以前に、駄目なやつなんですね。
そんなことはさておき、「なぜ頭がいい人はメンタルが強いのか」っていう話ですよね。この本によると、それはストレスをためすぎないようにするバランス感覚が優れているからだそうです。単純明快。実に分かりやすい!ってか、そんな当たり前のこと知ってるつーの。
本書は、頑張りすぎてストレスをためるすぎる人の性格的特徴や、そうした人が健康を崩した事例などをまず紹介。それで、肝心のストレスとバランスよくつきあう方法については、“がんばりすぎない”ことが大切って言ってます。具体的な方法として、
・たまにはダラダラする
・仕事を家に持ち帰らない
・携帯の電源をOFFにする時間をつくる
なんか、あまり役に立たないっていうか、この程度のアドバイスなら誰でもできるんじゃないですか。しかも、「ときには頑張りすぎることも確かに必要」みたいなことを言い出すし、読み進めるうちにどうでもよくなってきます。
すみません、ちょっと感情的になっているようです。昨日、今日と大学教授の歯切れの悪い文章を読んだせいで、ちょっとイライラしてしまいました。なんか“俺はこう思う!”っていう強烈な主張がないから読んでいて眠たくなります、学者の本は。
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たしかに他人を見下してるヤツ多いですね、僕らの世代は。根拠のない自信に溢れてますよ、みんな。
速水さんは、そうした若者が多くなってきたことを「親が甘やかしすぎた」「憧れる人(大人)」がいないって社会の原因があると言っています。といか、現代社会の特徴を、なんでもかんでも「他人を見下す若者」に結びつけている気がします。
速水さんの主張に反論する気はないけど、若者が他人を見下す一番の原因は「普通の人」を肯定しない社会にあると思う。凡庸性の否定。そのへんにいるオッサン・オバサンはかっこ悪いものだとメディアが何十年も刷り込んできたのです。
だからみんな自分が「普通の人」であることを認められないのではないでしょうか。本当は、「普通の人」であることを認め、いろいろ努力することでいろんなものを手に入れられるのに。
ちょっと気になったことがあるんですけど、速水さんは「私たちが子供の頃は」「私たちが若者の頃は」みたいな話を何度も書いていて、自分たちが歩んできた時代がいかにまともだったかみたいなことをあちこちで言っています。そんな言動から、「若者を見下す速水さん」が見え隠れするような気がするのは、気のせいでしょうか。
速水さんも、「仮想的有能感」(本書で頻繁に登場する言葉)をお持ちなのではないでしょうか。
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なぜ、大人になると勉強したくなるのか。
僕も学生のころは「卒業すると勉強したくなるんだよ」という、オッサンたちの言葉を聞いても、「なわきゃねえだろ」くらいに思っていました。
でも、社会人になった僕は、たしかに勉強がしたいと思ってる。なぜだろうか。社会に出て自分が無知であることを思い知ったのもある。
だけど、もっとも勉強したいと思う動機になっているのは、この社会をどうすれば生き抜いていけるのかということを知りたいってことだと思う。自分の誇りを傷つけないよう、ビシッと立って生きていけるよう、いろいろなことを知っておきたいんです。
で、この「大人のための勉強法」ですが、書かれている内容は勉強法に的が絞られておらず、ビジネスマンとしての総花的なノウハウ本になってしまっています。肝心な勉強法も、「無駄な時間を削る」など、わりとありふれたことを言っています。
ちょっと期待はずれ。
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以前、「ウェブ進化論」を読んでGoogleってすごいなぁってビックリしたんです。
・「世界政府というのがあったとして、その政府が整えるであろうインフラをGoogleがつくる」
・「Googleの検索エンジンにひっかからないのは、存在していないのと同じ」
というようなGoogleの発言を素直にカッコイイって思ったんですね。任天堂と並んで、ワンダフルな企業だと感じていました。
でも、この「Google」を読んでちょっと疑問を持ち始めました。アメリカ政府や中国政府の要求を受け入れちゃっているあたりが、かっこ悪い。やっぱり、一企業として、自社に危険が及ぶようなことはやらないのかなって。もっと、各国政府とでもやりあうくらいの気概を持ってほしかったです。
しかも、Googleのすごさは分かるのだけれども、偉業の果てにどんな世界をつくろうとしているのかがいまいち伝わってこない。ただ単にみんなが便利になって、Googleが儲けられる世界だったらいいのでしょうか。誰もが夢をみられるような、素敵な世界をつくることを企業理念としてもってほしいです。
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僕は、ついついぬるい時間を過ごしてしまいがちです。仕事中ですら集中力を欠き、うす~い時の流れに身をまかせてしまうことが多いもの。
前々から思ってたんですけど、武士が一騎打ちをするときとかって、物凄い密度の濃い時間がふたりには流れてんだろうなって。その場に身をおく気持ちはどんなものなのか知りたいなって思う一方で、そうした超濃密な時間を一度味わってしまうと、普通の生活の時間なんて希薄なものに感じられて脱力感を覚えてしまうのではないかとも思っています。
だから、宮本武蔵なんかは好んで死の危険がある決闘を何度も何度もやったのではないでしょうか。そこでしか、生きている実感を得られないというか、濃密時間中毒というか。
で、将棋師って武士に近いものがあるんじゃないかなって最近思うんです。面と向かって二人で黙々と真剣勝負をしてる。だから、自分は将棋はやらないんだけど、最近、棋士の本をやたら読みたくなるんです。
谷川さんは、以前著書をとりあげた羽生さんの最大のライバルって言われている人なんですけど、やっぱり勝負師だけあっていいこと言ってます。ちょっとだけ例をあげておきます。
・何事に対しても「できる」という方向で考えないと物事は進まないのである。「できる」という方向から攻めると、思わぬアイデアが生まれるものだ。
・勝負事では「三つのうち一つ勝てば……」と考えると、集中力が散漫になり、いい結果は出ないのである。
・苦労しないで効率よく強くなった人は、弱くなるのも早いものである。
なんか強い棋士が言っていると思うと「なるほどなぁ」って思います。これ、そのへんのオッサンに言われたらムカつくだけですよね。会社の上司とか、飲み屋で会った人とか。
将棋はじめようかな。
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昔、金券屋で「博士の愛した数式」の券が500円で売られているのを発見し、安さにつられて即購入&GO TO映画館したことがあります。映画自体はなんだか退屈だったけど、「友愛数」「完全数」という言葉は、やけに心に残りました。
それで、このたび「博士の愛した数式」の原作者・小川洋子と、数学者・藤原正彦(この人の父親は新田次郎だそうです!)が対談している本を見つけたので読んでみました。
内容はというと、もう、数学を大絶賛。美しい数式が、いかに美しいかをとくとくとしゃべっちゃってます。でも、藤原さんがちょっと興味深いことを言っていました。
「美しい数式ほど役に立つんです。醜い数学は自然に消え去ったり忘れ去られたりする。正しいけれども、何の応用もなく、誰も見向きもしなくなる。美しいものほどなぜか有用性が高い」
美しい数式は何百年、何千年後に偉大な発明の役に立ったりするのだそうです。人間には、本能的に有益なものをかぎ分ける能力があるということでしょうか。美しい、醜いというのは主観でしかないのに、それがゆくゆくは結果に結びついているというのですから。
ということは、かっこいい、キレイといわれる美男美女たちは、なにか有用性のある力を秘めているのかも。よく、美女と結婚して人生転げ落ちた、なんていう男の話を聞くけれども、もしかしたら数式と同じように、何百年後かの子孫レベルで利益をうけるのかもしれませんね。面食いも侮れません。
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なかなかブログのアクセス数が増やせない僕。
その理由が見つかるんじゃないかと、人気有料メルマガを発行者であるフリーライターが書いた本を読んでみました。けなげな僕。
さて、内容はと言うと、「いかに稼ぐか」よりも、「いい文章とは」について主に書かれています。むか~しから、存在する文章読本と、たいしてメインの内容はかわらないわけです。
でも、三島由紀夫や谷崎潤一郎のような大文豪がお書きになった文章読本にくらべれば、すぐに自分の文章に生かせることが結構あります。「が」を使わない。「で」を使わない。などは、わりと手軽に実践できる文章鍛錬法。
書く材料についてメモをとることを非常に大切だそうです。明日からは、僕も本を読みならメモをとります。
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“会社を辞める”っていったら、転職や独立のことだと思いません?僕は、そう思って、この本を買いました。キャリアプランとか、一応いろいろ考えているので。
そしたらですよ。定年退職についてばかり書かれていたんです。“定年退職は怖くない”といことを訴えた本です。もろ団塊世代向け。もうガックシ。
でも、最後まで読みました。30年くらい、前もって読んでいることになります。だけど、こういう人生だと定年もイイ状態で迎えられる、というのがなんとなくわかったので、無駄な時間ではありませんでした。…ということにしておきます。
※見城さんの「編集者という病い」を読んでから、幻冬舎の本をやけに注目してしまいます。
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前回のネオニートの本を読んで、なんか手軽にちゃちゃっと収入を得られたらいいな、なんて思った浮ついた自分が情けない!この痴れ者が!!
いやあ、斉須さんの美学にはおそれいります。仕事を通して一流の人格を手に入れていらっしゃる。「少数精鋭の組織論」というタイトルから、ベンチャー企業の素晴らしさでも書いてあるのかと思ってましたけど、とんでもない!
愚直なほどに日々の細かい努力を怠らないことと、誠実に生きることが、いかに大切かわかりました。ちなみに、斉須さんはフランス料理レストランのシェフです。
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ネオニートとは、ニートなんだけれども高収入を手に入れている人たちのこと。この本では、主にネットを利用して収入を得ている人たちを紹介しています。
たとえばライターやデザイナーのようにフリーランスの人々と、ネオニートたちの違いはなにかというと、ネオニートたちには“ひきこもり体質”があるということでしょうか。
社会に拒絶された経験の持ち主が多い。これまでは、フリーランスで生きていくためには、高度のコミュニケーションが必要でした。企業に雇われている人たちよりも、コミュニケーション能力の有無が収入の多寡に表れてきていたと思います。
しかし、ネット社会が発達したことによって、他人と接触しなくても収入を得ることが容易になってきたのは確かです。でも、それで収入を得て生きていく人生は果たして楽しいものなのでしょうか。
ひとりパソコンの前で毎日仕事をするだけの仕事は、精神的に楽ではあるけれども、充実感は得られにくいはずです。誰かにほめられたり、誰かと目標達成の喜びを分かち合うのも仕事の醍醐味です。そのへんの問題をどう解決するかが、ネオニートになった際の、人生を楽しく生きられるかどうかの鍵になってくるでしょう。
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