第34回 「世にも美しい数学入門」藤原正彦/小川洋子
昔、金券屋で「博士の愛した数式」の券が500円で売られているのを発見し、安さにつられて即購入&GO TO映画館したことがあります。映画自体はなんだか退屈だったけど、「友愛数」「完全数」という言葉は、やけに心に残りました。
それで、このたび「博士の愛した数式」の原作者・小川洋子と、数学者・藤原正彦(この人の父親は新田次郎だそうです!)が対談している本を見つけたので読んでみました。
内容はというと、もう、数学を大絶賛。美しい数式が、いかに美しいかをとくとくとしゃべっちゃってます。でも、藤原さんがちょっと興味深いことを言っていました。
「美しい数式ほど役に立つんです。醜い数学は自然に消え去ったり忘れ去られたりする。正しいけれども、何の応用もなく、誰も見向きもしなくなる。美しいものほどなぜか有用性が高い」
美しい数式は何百年、何千年後に偉大な発明の役に立ったりするのだそうです。人間には、本能的に有益なものをかぎ分ける能力があるということでしょうか。美しい、醜いというのは主観でしかないのに、それがゆくゆくは結果に結びついているというのですから。
ということは、かっこいい、キレイといわれる美男美女たちは、なにか有用性のある力を秘めているのかも。よく、美女と結婚して人生転げ落ちた、なんていう男の話を聞くけれども、もしかしたら数式と同じように、何百年後かの子孫レベルで利益をうけるのかもしれませんね。面食いも侮れません。
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コメント
こんばんは♪
TBどうもありがとうございました。
こちらからもTBさせていただきますね。
「数」というもののもつロマンを
存分に感じることのできた本でした。
中学くらいで読んでいたら、
数学好きになっていたかもしれません(笑)
投稿: miyukichi | 2007年4月 6日 (金) 22時49分
miyukichinさん、コメントありがとうございます。
ブログはじめて2ヵ月、初コメントをもらえてけっこううれしいです。
僕もこの本を読んで、数学って本当は楽しいものなんじゃないかって、すごく思いました。
趣味として、数学をはじめようかとすら思ってます。
投稿: ほりくん | 2007年4月 7日 (土) 00時08分